プロのカメラマンとして世界中を旅しながら撮影を続けており、これまでに通信環境が不安定な国や、インターネット規制の厳しい地域にも数多く滞在してきました。現在はカナダ・モントリオールを拠点に活動しています。
この記事では、私自身の体験や周囲の信頼できる人たちの声をもとに、VPNの必要性とおすすめサービスを詳しくご紹介します。
🔐 なぜVPNが海外で必要なの?
VPN(Virtual Private Network)は、単なるセキュリティツールではありません。海外での生活や旅行をより快適に、そして安全にするための“デジタルの必需品”です。ここでは、私自身の実体験を交えながら、VPNがなぜ必要なのかを具体的にご紹介します。

📺日本のコンテンツを視聴するために
海外からTVerやNHKオンデマンド、Netflix Japanなどの日本の動画配信サービスを見ようとすると、「この地域では視聴できません」という表示が出ることがあります。これはジオブロック(地域制限)によるもので、海外からのアクセスを制限しているためです。
私自身、今ではテレビで日本のニュースや番組を見ることがありません。しかしVPNを使えば、日本のIPアドレスに切り替えることで、まるで日本にいるかのように動画やバラエティ番組にもアクセスできるのです。
🔗 参考:NordVPN公式ブログ|海外から日本の動画を見る方法
☕公共Wi-Fiのセキュリティ対策に
カナダではカフェ、空港、図書館などで無料Wi-Fiが広く提供されていて大変便利です。日本ではあまり普及していませんが海外を旅行するといたるところで公共Wi-Fiが飛んでいます。これらのネットワークは暗号化されていないことが多く、非常に危険です。
私は仕事柄、撮影した写真や動画をクラウドにアップロードしたり、クライアントとデータを共有したりする機会が多くあります。もし自分のPCが公共Wi-Fi経由でハッキングされたら、自分だけでなく、会社や取引先にも大きな損害を与えてしまう可能性があります。
また、クレジットカード情報やログインパスワードなどの個人情報が盗まれるリスクもあります。VPNを使えば、通信が暗号化され、第三者からの盗聴や改ざんを防ぐことができます。

🏦日本の銀行・行政手続きへのアクセス
海外から日本のネットバンキングやマイナポータルにアクセスしようとすると、セキュリティ上の理由でログインできないことがあります。私も実際に、スマホから日本の銀行アプリにアクセスできず、VPNを起動してようやくログインできたという経験があります。
特に行政系のサイトや一部の金融機関は、海外IPからのアクセスを完全にブロックしていることもあるため、VPNは日本とのブリッジとして不可欠です。
🌐通信が不安定な国での接続安定化
私はこれまでに通信インフラが整っていない国や地域にも滞在してきました。そうした場所では、Wi-Fiが途切れたり、モバイル回線が不安定だったりすることが日常茶飯事です。
現在使用しているSpeedifyというVPNサービスは、複数のネット回線(例:Wi-Fi+モバイルデータ)を束ねて通信を安定化させる「チャンネルボンディング」機能を備えており、ライブ配信や大容量ファイルの送信時に非常に重宝しています。
カナダの都市部でも、ホテルやイベント会場などで回線が混雑することがあり、Speedifyを使うことで通信の安定性が大きく向上しました。
これらの理由から、VPNは「セキュリティ対策」だけでなく、日本との接続性・通信の快適さ・仕事の信頼性を支える重要なツールです。
VPNサービスの基本的な仕組み
🌐インターネットを“安全に、自由に”使うための仕掛け
VPN(Virtual Private Network)は、インターネット上の通信を暗号化し、さらに仮想的に別の国や地域からアクセスしているように見せる技術です。これにより安全にデータをやり取りするすることができます。外部からの盗聴や改ざんを防ぎ、プライバシーを守りながら、地理的制限を回避することができます。
この仕組みによって、私たちは海外にいながらも日本のサービスを使ったり、公共Wi-Fiでも安心して作業したりすることができます。
🔐 仕組みの3つの柱
- トンネリング(Tunneling)
仮想的な通信経路を作り、第三者から中身が見えないようにします。まるで専用の地下通路を通ってデータを送るようなイメージです。 - カプセル化(Encapsulation)
送信するデータを“カプセル”のように包み、外部から中身が見えないようにします。これにより、データの種類や内容が隠されます。 - 暗号化(Encryption)
データを意味のない文字列に変換し、万が一盗まれても中身を読み取れないようにします。多くのVPNは軍用レベルのAES-256暗号を採用しています。
🔗 参考:KDDIまとめてオフィス|VPNの仕組みと導入方法
VPN選びで失敗しないために|無料と有料の違いを徹底解説
VPNには「無料版」と「有料版」がありますが、長期的に安全かつ快適に使いたいなら、断然“有料VPN”がおすすめです。
その理由を、セキュリティ・速度・信頼性・機能性の観点から詳しく解説します。

🔓セキュリティの質が圧倒的に違う
無料VPNの中には、暗号化が不十分だったり、ノーログポリシーが守られていなかったりするものもあります。
一部の無料VPNは、ユーザーの通信データを第三者に販売して収益を得ているケースもあり、プライバシー保護の観点から非常に危険です。
一方、有料VPNは以下のような高度なセキュリティ機能を備えています:
- 軍用レベルのAES-256暗号化
- ノーログポリシー(通信履歴を一切保存しない)
- キルスイッチ(VPNが切断されたときに通信を遮断)
- DNSリーク保護
🚀通信速度と安定性が段違い
無料VPNは、サーバー数が少なく、ユーザーが集中しやすいため通信速度が遅くなりがちです。
また、1日500MBまでなどのデータ制限があることも多く、動画視聴や大容量ファイルの送受信には不向きです。

有料VPNは:
・世界中に高速サーバーを多数設置
・帯域制限なし
・ストリーミングやビデオ会議も快適に利用可
🧱サイトによるVPN対策を突破できる
TVerやNetflix Japanなどの動画配信サービスは、VPNの使用を検知してブロックする対策を講じています。
無料VPNはこの検知を回避できないことが多く、「この地域では視聴できません」と表示されてしまいます。
有料VPNは、専用のストリーミング対応サーバーを用意しており、こうしたブロックを回避できる確率が高いです。
🛠サポート体制と機能の充実度
無料VPNはサポートがなかったり、英語のみだったりすることが多いですが、
有料VPNは:
・24時間ライブチャット対応(日本語対応ありのサービスも)
・専用アプリが使いやすく、複数デバイスに対応
・固定IPや広告ブロックなどの追加機能も豊富
✅ 結論:無料VPNは“お試し”まで、本格利用は有料VPNで
無料VPNは「VPNってどんなもの?」と試してみたい人には良いかもしれませんが、本格的に使うなら有料VPN一択です。
セキュリティ、速度、信頼性、サポート体制のすべてにおいて、「有料VPNは“安心して使えるインフラ”」としての価値があります。
これだけは押さえたい!VPN選びの重要ポイント5選
海外生活や長期滞在でVPNを選ぶ際は、使用目的に合ったサービスを選ぶことが何より重要です。
人によって環境やIT知識なども異なるため、どれがいいとは言い切れません。以下の5つのポイントを重視して自分に合ったサービスを探してください。

・セキュリティの強さ
・通信速度
・コストパフォーマンス
・対応デバイスと接続台数
・カスタマーサポート
🔐セキュリティの強さ|プライバシーを守る最重要ポイント
VPNは、インターネット通信を暗号化し、外部からの盗聴や改ざんを防ぐためのツールです。
信頼できるVPNを選ぶには、以下の点をチェックしましょう:
- AES-256ビット暗号化:軍事レベルの暗号化技術で、現在最も安全とされる方式
- ノーログポリシー:通信履歴や個人情報を一切保存しない方針
- キルスイッチ機能:VPN接続が切れた際に自動で通信を遮断し、情報漏洩を防止
これらの機能が揃っていれば、公共Wi-Fiでも安心して作業や取引が可能です。
🚀通信速度の速さ|動画視聴や仕事に支障が出ないか
VPNを使うと、通信が暗号化される分、多少速度が落ちることがあります。
しかし、高性能なVPNであれば、動画視聴やオンライン会議も快適にこなせます。
選ぶ際のポイント:
- サーバー数が多く、世界中に分散しているか
- ストリーミング専用サーバーがあるか
- 通信速度の実測レビューが高評価か
特にTVerやNetflix Japanを視聴したい方は、日本サーバーの安定性も要チェックです。
💰料金とコストパフォーマンス|無料より“安心”を買う
VPNには無料版もありますが、セキュリティや速度、信頼性の面で不安が残ります。
有料VPNは、以下の点で圧倒的に優れています:
- 高度な暗号化とノーログポリシー
- 高速・安定した通信
- サイトブロックの回避(TVerやNetflixなど)
また、長期契約で大幅な割引が適用されることが多いため、駐在期間に合わせてプランを選ぶのがおすすめです。
🔗 詳しくは:なぜ有料VPNをおすすめするのか?
📱対応デバイスの種類|家族で使うなら台数もチェック
VPNが対応しているデバイスの種類も重要です。
PCやスマホだけでなく、以下のようなデバイスにも対応しているか確認しましょう。家族連れの場合はTVへの対応ができるかは重要ですね:
- タブレット(iPadなど)
- スマートTV(Fire TV Stick、Android TVなど)
- ルーター(家庭内すべての機器にVPNを適用可能)
また、同時接続台数が多いVPNなら、家族での共有もスムーズです。
🛠カスタマーサポートの充実度|海外でも安心して使えるか
海外でVPNを使っていると、接続が不安定になったり、設定でつまずいたりすることがあります。
そんなときに頼りになるのが、迅速で丁寧なカスタマーサポートです。私は現在、日本語対応のないサービスを使っていますが、メールでのやり取りなどはAI翻訳などを使えば簡単にできますが、特に日本語対応のあるVPNは、トラブル時の安心感が段違いです。
- 24時間対応のライブチャットがあるか
- 日本語でのサポートが受けられるか
- FAQや設定ガイドが充実しているか
世界を旅して選んだ、信頼できるVPNベスト5【2025年版】
以下は、私自身が使ってきたVPNサービス、または周囲の信頼できる人たちが実際に使っていると聞いたサービスを中心に厳選したものです。
サービス名 | 特徴 | 月額料金(目安) | 日本語対応 | 同時接続台数 | 返金保証 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|
NordVPN | 高速・安定・世界中にサーバー多数 | 約500円〜 | ◎ | 6台 | 30日間 | 公式 |
MillenVPN![]() | 日本企業運営・日本語対応・日本IPに強い | 約396円〜 | ◎ | 10台 | 30日間 | 公式 |
ExpressVPN | 高速サーバー・UIがシンプル | 約1,300円〜 | △ | 5台 | 30日間 | 公式 |
Speedify | 通信安定化に特化・ライブ配信に◎ | 約600円〜 | △ | 5台 | 30日間 | 公式 |
セカイVPN | 日本IPに特化・日本語サポートが手厚い | 約1,100円 | ◎ | 3台 | 最大2か月無料 | 公式 |
【おすすめ第1位】NordVPN:世界中で人気の定番VPN
世界中のユーザーに支持される、バランス型の万能VPN
NordVPNは、通信速度・セキュリティ・価格のバランスが非常に優れており、初めてVPNを使う人から上級者まで幅広くおすすめできます。月額の2年契約が続いているので私自身、モントリオールで日常的に使用しており、日本の動画視聴やクラウド作業も快適です。サーバー数も多く、世界中どこでも安定した接続が可能です。
項目 | 内容 |
---|---|
1カ月あたり料金 | 2年プラン:3.39ドル〜 1年プラン:4.59ドル〜 1カ月プラン:12.99ドル |
サーバー設置国数 | 60カ国以上(日本、カナダ、アメリカ、韓国、イギリスなど) |
サーバー数 | 5,800台以上 |
IPアドレス | 固定IP(有料オプション)あり |
同時接続可能台数 | 6台 |
返金保証期間 | 30日間 |
支払い方法 | クレジットカード、PayPal、暗号資産など |
対応デバイス | Windows, macOS, Linux, Android, iOS, Fire TV, Chrome, Edge 他 |
対応アプリ | iOS, Android, Windows, macOS |
セキュリティ | ノーログポリシー、AES-256暗号化、キルスイッチあり |
本拠地 | パナマ |
日本語対応 | 日本語ウェブサイト・アプリあり |
ライブチャット | 24時間対応 |
特徴 | 高速通信、動画視聴に強い、UIが使いやすい、価格が良心的 |
【おすすめ第2位】MillenVPN:数少ない日本企業発のVPN
日本語対応と安心感を求めるならこれ!
MillenVPNは、日本企業が運営する数少ないVPNサービスで、日本語サポートが充実しており、初心者でも安心して使えるのが魅力です。日本のIPアドレスに強く、TVerやNHKオンデマンドなどの視聴に使っている人もいます。周囲の駐在員や留学生の間でも人気があります。
項目 | 内容 |
---|---|
1カ月あたり料金 | 2年プラン:396円〜 1年プラン:594円〜 1カ月プラン:1,496円 |
サーバー設置国数 | 約50カ国(日本、アメリカ、カナダ、韓国、イギリスなど) |
サーバー数 | 非公開(日本国内に複数) |
IPアドレス | 固定IP(オプション)あり |
同時接続可能台数 | 10台 |
返金保証期間 | 30日間 |
支払い方法 | クレジットカード、コンビニ払い、PayPal |
対応デバイス | Windows, macOS, Android, iOS, Linux |
対応アプリ | iOS, Android, Windows, macOS |
セキュリティ | ノーログポリシー、AES-256暗号化 |
本拠地 | 日本(大阪) |
日本語対応 | 完全対応(UI・サポート) |
ライブチャット | 平日対応(メールサポートあり) |
特徴 | 日本語で安心、国内IPに強い、価格が安い、初心者向け |
【第3位】ExpressVPN:高速通信が売りだが無料eSIMが気になる
超高速サーバーによる高速通信が売り、無料eSIMサービスが評判
ExpressVPNは、圧倒的な通信速度が特徴で、ストリーミングやビデオ通話を多用する方におすすめです。料金はやや高めですが、セキュリティ面も非常に優秀で、海外駐在のどの国でも安定した接続が期待できます。こちらは現在では使用していませんがeSIMが無料で使えるサービスがあるとのことで話題になっています。使い勝手は分かりませんが、5Gまで使えるので通常の旅行や出張では十分かなと思います。子供が有害サイトにアクセスしないようにするペアレンタルコントロールのサービスもあるとかで内容豊富となっているようです。
項目 | 内容 |
---|---|
1カ月あたり料金 | 2年プラン:4.99ドル 1年プラン:6.67ドル 1カ月プラン:12.95ドル |
サーバー設置国数 | 94カ国以上(日本、アメリカ、インド、タイ、カナダ、韓国等) |
サーバー数 | 3,000台以上 |
IPアドレス | 固定IPアドレス可能 |
同時接続可能台数 | 5台 |
返金保証期間 | 30日 |
支払い方法 | クレジットカード、PayPal, ビットコイン他 |
対応デバイス | Windows, macOS, Linux, Android, iOS, Chrome, Firefox, Edge, Apple TV, Roku, Chromecast他 |
対応アプリ | iOS, Android |
セキュリティ | ノーログポリシー、AES-256暗号化あり |
本拠地 | 英領ヴァージン諸島 |
日本語対応 | 日本語ウェブサイトあり |
ライブチャット | 24時間サポート |
特徴 | 30日間無料保証、解約違約金なし、高速通信に特化 |
【おすすめ第4位】Speedify:通信安定化に特化したユニークなVPN
不安定なネット環境でも安定した接続を実現

Speedifyは、複数のネット回線(Wi-Fi+モバイルデータなど)を束ねて通信を安定化させる「チャンネルボンディング」機能が特徴のVPNです。私は現在も使用中で、ライブ配信や大容量ファイルの送信時に非常に重宝しています。
項目 | 内容 |
---|---|
1カ月あたり料金 | 年間プラン:4.99ドル/月〜 1カ月プラン:9.99ドル |
サーバー設置国数 | 50カ国以上 |
サーバー数 | 非公開 |
IPアドレス | 動的IP |
同時接続可能台数 | 5台(プランにより変動) |
返金保証期間 | 30日間 |
支払い方法 | クレジットカード、PayPal |
対応デバイス | Windows, macOS, Android, iOS |
対応アプリ | iOS, Android, Windows, macOS |
セキュリティ | AES暗号化、ノーログポリシー |
本拠地 | アメリカ |
日本語対応 | ×(英語のみ) |
ライブチャット | メールサポート中心 |
特徴 | 通信安定化に特化、ライブ配信や移動中の作業に◎ |
【おすすめ第5位】セカイVPN:日本IPに特化した安心の日本製VPN
日本のサービスにアクセスしたい人に最適
セカイVPNは、日本のインターリンク社が提供するVPNで、日本のIPアドレスに特化しており、日本の動画・行政・銀行サービスへのアクセスに強いのが特徴です。TVerやNHKオンデマンド、マイナポータル、ネットバンキングなど、日本国内限定のサービスに海外からアクセスしたい人にとって非常に頼れる存在です。私自身は使ったことがないのですが、ネットで勧める人も多く気になっています。
また、日本語でのサポートが充実しており、VPN初心者でも安心して使える点も魅力です。最大2カ月の無料体験があるのも、他のVPNにはない大きなメリットです。
項目 | 内容 |
---|---|
1カ月あたり料金 | 月額:1,100円(最大2カ月無料体験あり) |
サーバー設置国数 | 6カ国(日本、アメリカ、ドイツ、台湾、韓国、イギリス) |
サーバー数 | 非公開(日本国内に複数) |
IPアドレス | 固定IP(オプション)あり |
同時接続可能台数 | 3台 |
返金保証期間 | 最大2カ月無料体験(実質返金不要) |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替、コンビニ払いなど |
対応デバイス | Windows, macOS, Android, iOS |
対応アプリ | iOS, Android, Windows, macOS(日本語対応) |
セキュリティ | AES-256暗号化、ノーログポリシーあり |
本拠地 | 日本(株式会社インターリンク) |
日本語対応 | ◎(完全対応) |
ライブチャット | メール・電話サポートあり(平日対応) |
特徴 | 日本IPに強い、日本語サポートが充実、初心者向け、無料体験あり |
もちろんです!以下に、あなたの原稿をブログ記事として読みやすく、親しみやすいトーンで整形しました。見出しや箇条書きを活かしつつ、読者がスムーズに理解できるように構成しています。Speedifyの設定や使い方のヒントなどはまた別のブログで書くつもりです。
海外駐在先でのVPN設定と使い方ガイド🌍
VPNの設定は、思っているよりずっと簡単です。多くのサービスは専用アプリを提供しており、インストール後にログインして「日本」などのサーバーを選ぶだけで、すぐに接続できます。
💻 デバイス別|VPNの設定手順
それぞれのデバイスでの基本的な設定方法は以下の通りです:
- スマホ(iOS / Android)
App StoreやGoogle Playからアプリを入手します。
アカウントにログイン。
ワンタップでVPN接続が可能です。このときVPN先を日本にするのを忘れずに。 - PC(Windows / Mac)
公式サイトからアプリをダウンロードします。
インストール後にログイン。サーバーを選択すれば完了です。 - タブレット・スマートテレビ
一部のVPNはFire TV StickやAndroid TVにも対応。
アプリを探すのに苦労するかもしれませんがインストールしてログインすれば、日本の動画も視聴できます。
公共Wi-Fiを使うときはVPNを必ずオンに☕
カフェや空港、ホテルなどで提供されている無料Wi-Fiは便利ですが、暗号化されていないことが多く、情報漏洩のリスクが高いです。
VPNをオンにしておけば、通信が暗号化され、以下のようなリスクを防ぐことができます:
- パスワードやクレジットカード情報の盗難
- メールやチャットの盗聴
- 不正アクセスによるウイルス感染
特に仕事で機密情報を扱う方や、クラウドに写真・動画をアップロードする方には必須の対策です。
VPN利用時の注意点|法律とセキュリティの基本
🌐 各国のVPN利用に関する法規制
VPNは多くの国で合法ですが、一部の国では制限や禁止されている場合があります。
各国の規制とVPNの技術はいたちごっこなので常に最新の情報を手に入れる必要があります。VPNへの規制が厳しい国では、「この前の出張で使えていたVPNが今回は使えなかった」ということがよく起こります。
利用状況 | 主な国 |
---|---|
✅ 合法 | カナダ、日本、アメリカ、イギリスなど |
⚠️ 制限・違法の可能性あり | 中国、ロシア、イランなど |
旅行や出張でこれらの国に行く予定がある場合は、事前に最新の法規制を確認しておきましょう。
また仕事などで確実にVPNを使う可能性がある場合は複数のVPNと契約を持っておくと安心です。私も常に2つ以上のアカウントを持っているようにしています。
🧳 まとめ|VPNは海外生活の“安心装備”
VPNは、カナダをはじめとする海外での生活や仕事、旅行を「より快適に、そして安全にするためのデジタルの安心装備」です。
- 日本とのつながりを保ちたい
- 公共Wi-Fiでも安心して作業したい
- 動画や行政サービスを日本と同じように使いたい
そんな方にとって、VPNは欠かせない存在です。
ぜひこの記事を参考に、あなたにぴったりのVPNを見つけて、海外生活をもっと自由に、もっと安心して楽しんでください。
コメント